”本物”の布団を作るために、丸三綿業には特殊な設備があります。その設備や、設備を使用し加工された特殊な素材をご紹介します。
塩素を使用せずに、ウールのスケールオフをします。ダイオキシンの発生がない、人と環境に優しいエコ防縮加工です。ウールプルーフをしていないスムース生地などでも吹き出しの心配がありません。洗濯をしても縮みにくくなります。
ウールは本来クリンプという縮れのおかげで弾力性がありますが、わた状に加工するとせっかくのクリンプが伸びてしまいます。そのクリンプを回復させるために、ウールに高温の蒸気を与え、それを急速に乾燥させます。これにより布団のかさ高性・弾力性がアップします。
※丸三綿業で使用するウールは、全てスチーム&ドライ加工を施しています。
2台の機械を使い、ウール繊維をタテ・ヨコに重ねてウール綿を成形する方法です。一般的な成形方法は1台の機械で繊維を一定方向に揃えた状態で成形されています。クロス成形加工をすることにより、綿切れを防止し、かさ高性・弾力性がアップします。
丸三綿業で使用するウールは、全てクロスフォーミングを施しています。
ノップスとはウールやテンセルなどの繊維を直径5mmほどの球状に加工した粒わたです。通気性や弾力性がアップします。洗濯をすることも可能です。枕やクッションなどの中材として使用されます。ウールノップスは、英国羊毛を100%使用しています。
繭から巻き取ったシルク繊維を、長繊維状のままふわふわの”わた”にする技術です。従来の真綿布団に比べてかさ高性・弾力性がアップしました。布団の中綿から、ストールやベストの中綿など、幅広く使用できます。
Treatment(R)とはテンセル(TM)繊維を改質し、よりなめらかにする柔軟加工の特許技術です。